出発前の準備:これをやらんと地獄を見る
ESTAは出発の3日前には完了させるべし
まずハワイ旅行の最大の落とし穴、それがESTA(エスタ)。アメリカ本土だけじゃなく、ハワイも当然必要です。
僕の場合、うっかり申請が出発直前になり「AUTHORIZATION PENDING(承認待ち)」に。結果、妻は飛行機に乗れず、後日ANAの神対応で無料搭乗に救われました。
ESTAは即時承認されることも多いけど、1~72時間かかるパターンもザラ。リスクを避けるためには、遅くとも3日前、できれば1週間前までに申請しておくのが鉄則。
- ✅ ESTA申請は【https://esta.cbp.dhs.gov】から
- ✅ 申請料は21ドル(2024年時点)
- ✅ 渡航者全員分必要(同行者や家族も)
保安検査後の「水確保」が旅行の満足度を左右する
「500mlのコーラが500円」──これは決して比喩じゃない。ハワイの観光地価格は常軌を逸している。
- ✅ 水:$2.5〜3(=約400円)
- ✅ コーラ:$3.5(=約500円)
- ✅ カップ麺:$2.5〜4(湯はホテルによる)
つまり、日本から持参できるものはできる限り持っていけという話。
そして重要なのが、
水は保安検査後に買え
なぜなら機内持ち込みで液体物は没収されるから。羽田・成田で検査後の売店で、飲料3本くらいまとめ買いしておくといい。
持参した水の有効活用法
- カップ麺に:夜に食うと沁みる。味噌汁も◎
- 観光中の水分補給に
ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ)からワイキキへ
移動手段 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
シティバス | $3 | 最安。現金ぴったり必要。ホロカード推奨。 |
シャトル | $20〜$30 | ホテル前まで送ってくれるが割高。 |
タクシー/Uber | $30前後 | 2人以上なら検討の価値あり。 |
※売店・両替所は空港内にほぼ存在せず、3ドルの現金用意に地味に苦戦します。
HOLOカード完全攻略:ホノルルの旅を制す者
HOLOカードとは、ホノルル市のバスTheBusに使えるICカードのこと。
基本スペック
- カード本体:$2
- 1日パス付きで購入:$9.5
- 1日の利用が$7.5を超えるとそれ以上のチャージは不要
- 2.5時間以内の乗り継ぎは無料
なぜ最強なのか?
- 「1日乗り放題上限」が革命的 たとえば空港からワイキキまで1回、そこから別の観光地まで1回、帰りもバスに乗ったらもう元取れる。
たった**$7.5で何回乗っても追加料金ゼロ**は正直チート。タクシー1回で$30飛ぶ - 夫婦・家族で2枚持ちして超効率化 1枚ずつ買っておけば、それぞれで管理しやすいし、「チャージが切れて乗れない!」という地獄を回避できる。
- チャージ式で現金不要 現金崩す手間がない。カードをタップするだけ。アプリで管理すれば残高確認も簡単。
- ABCストアで買える ABCストアなどのコンビニで購入・チャージ可能。空港には売ってないから要注意! ワイキキ到着後すぐ買うのがベスト。
- 観光客でも7日乗り放題(Capped)扱い 1日$7.5、1週間$30で上限。つまり4日以上使えば勝手に上限が止まる。買い直し不要。これも地味に神。
応用編:裏ワザ的な使い方
- バス+徒歩の組み合わせでどこでも行けるから、タクシー要らず
- クアロア・ランチやモアナルナもバスで行けばコスパ最強
各観光地レビュー & 費用感
ワイキキ

- 無料
- 波があるので楽しい
- ABCストアで浮き輪6$を買って楽しもう
- サンセットが超綺麗。日焼けもましなので夕方がおすすめ!
ダイヤモンドヘッド

• 早朝登山が鉄則。
• 公式予約サイトから事前予約で$5。
• タクシーでアクセスが吉(バスは遠回り&徒歩多め)。
• 土曜は屋台あり。
クアロアランチ(ジャングルツアー)

• 公式予約で$60(ツアーは約1.5倍)。
• 映画ロケ地巡り、凸凹道体験、乗車だけで満喫可。
• 自力で行けば$3(バス)×2 + 入場料で$70以内も可。
クアロアランチランチのハンバーガー

ハナウマ湾

• 予約は2日前の朝7時から、即完。
• 1人$25。現地でレンタルシュノーケル$20。
• 危険な道を避けるため、行きはタクシー必須。
• 帰りはバスでも可。
• 特定成分なし日焼け止めが必要(日本で購入推奨)。


モアナルナガーデン(この木なんの木)

• バスで行けるが最後徒歩10分弱。
• 帰りはタクシー推奨。
• 入場料$10。
食関連
店名 | 金額目安 | 備考 |
---|---|---|
アロハステーキハウス | $40〜 | コスパ最高。要予約。 |
高橋果実店 | $5 | シャーベット神。現金のみ。 |
マグロスポット | $10前後 | ポケがうまい。カード可。 |
Pit Stop Tacos | $8〜12 | チーズバーガー神。cash推し強め。 |
レナーズベーカリー | $2〜 | コインランドリーの隣。おすすめ。 |



(テント下のため赤い)





ラウンジ活用法|無料で優雅なひとときを
JCBカードユーザーは「JCBプラザラウンジ」へ
ワイキキには「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」があり、JCBブランドのクレカ提示で無料利用可。
ただし、同伴不可なので1人で利用する場面が多い。
楽天カードラウンジが神すぎる
ワイキキの「楽天カードラウンジ」は無料でマッサージチェア、ドリンクバーがあり、スマホの充電や荷物預けもOK。
クレカが楽天カード(JCB/VISA/MasterいずれもOK)ならぜひ寄るべし。
ANAの上級会員は最強
ANA SFCやスタアラゴールド持ってると、ホノルル空港のANAラウンジ(スタアララウンジ)が利用可能。
エコノミーでも搭乗前に静かで快適なスペースを使えるのはマジでデカい。
お得Tipsまとめ|意外と見落としがち
- 洗濯事情:民泊・格安ホテルは洗濯機なしも多い。ワイキキから少し離れた「カパフル通り」付近のコインランドリーがコスパ良。
- eSIM:AiraloやUbigiが使いやすい。ハワイ全域で安定接続。
- 必需品リスト:
- 日焼け止め(日本製が安心)
- 洗剤・タオル(コインランドリー対策)
- サンダル(ビーチでも街歩きでも◎)
- ドリンク(ABCストアは地味に高い)
総括|10日間で夫婦60万円!これは安い?
現地物価・為替145円を考えると、正直60万円は優勝レベル。
・航空券:ANAの特典割引で抑えた
・ホテル:中価格帯+民泊でメリハリ
・移動:シティバスを駆使して足代節約
・観光:ベルトラを最小限に、HOLOと地力で攻めた
>なお、シュノーケリングは沖縄の方が魚多い(笑)